【絵本の紹介】読み聞かせが苦手と思うママにおすすめ
私自身が小さい頃読んでもらったり、
自分で読んだりしていて、とても印象に残っている絵本がいくつかあります。
絵本の内容は覚えていなくても、
読んでもらったという心地よい記憶はいくつになっても残っています。
そんな、大人になっても覚えている思い出の深い絵本。
そして、子どもたちに大人気の昔からある絵本をご紹介します。
「読み聞かせ」が苦手なママでも読んであげられる
それは、絵本が現実と創造の世界を自由に行ったり来たりできるものだからなんです。
ようするに、絵本の世界では普段の生活ではできないような体験がたくさんできます。
空を飛んだり、動物と話したり、宇宙を旅したり・・・
物語の中に入りこみやすい絵本を選べば、
読み方や読むことに苦手意識があったとしても、
子どもたちは自然に登場人物になりきってお話しを楽しんでくれますよ。
「読み聞かせ」が苦手なママでも読んであげられる
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ウクライナの民話で、とても印象的な絵が描かれている絵本です。
とても寒い冬の日におじいさんが落とした手袋の中に、
森の動物たちが次々と入っていく、とても分かりやすいお話し。
くいしんぼねずみ、ぴょんぴょんがえる、はやあしうさぎ、
おしゃれぎつね、はいいろおおかみ、きばもちいのしし、のっそりぐま
個性的な動物たちの登場と
「いれて」「いいよ」のフレーズがなんとも心暖まる絵本です。
この絵本で身につくチカラ
このように繰り返しのある絵本は子ども達も覚えやすく、記憶力を養います!!
そして、だんだんと大きくなっていく動物たちにハラハラドキドキしたり、
「てぶくろ」の中身がどんな風になっているのかを考えたりすることで
・想像力
・考える力
・自然や季節の美しい場面から、感受性・情緒を理解する力
・未知の世界に遊び、空想力を広げ、豊かな想像をする力
・柔軟な心を育む力
を養ってくれるのです。
この絵本の、ワンポイントアドバイス
1.
まずは興味があるかどうか表紙の絵を見せてあげましょう。
パラパラとめくってみたり、興味のありそうなページを近づけてあげて
登場する動物を教えてあげるのもいいですね。
2.
たくさんの動物が登場する絵本ですので、動物に合わせて声を変えてみてもいいですよ。
(例えば、小さな動物は声を高く・・・大きな動物は声を低くするなど)
3.
「いれて」「いいよ」の繰り返しの部分で、
「いいよ」をお子さんに言ってもらってもいいですね。
きっとお子さんは自分が手袋の中に入っているような感覚で楽しんでくれます。
4.
心地よい繰り返しのリズムは寝かしつけにもピッタリです。
同じ言葉の繰り返しは、記憶する力を養ってくれます。
先日娘も、絵本で読んだことのあるフレーズを遊びながら口ずさんでいました。
聴いていないようで脳にはしっかりと記憶されているんだなと実感しました。
そして、覚えたフレーズを口ずさみながら本をめくる姿をみると、
まるで一人で読んでいるかのようにみえます。
「うちのこすごい!!」とお子さんをたくさん褒めたくなりますよね。