【絵本の紹介】冒険の始まり!見えない世界を楽しむ絵本!
子どもの〇〇力が育まれる絵本
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真夏のとても暑い日。
あそぶ友だちがいなくて、探して、あそび場まで来たかんたくん。
この絵本の出だしの描写、
誰も見かけない真夏の田舎の空気そのものなのです!
昼間なんだけど、みんないる筈なんだけど、誰にも会わず、
陽炎がのぼるほどの熱気と自分しかいないようなシンとした空気。
子ども心に、「ここは、自分の世界なのか?宇宙人が出て来るかも!」
と不安を感じてしまう(小さい頃の私です)時間。
なぜこの絵本をおすすめするのか
現実的な描写から、ファンタジーの世界にスーッと入り込めます。
出てくるのは妖怪なのでちょっと怖いような気もしますが、
三人とも個性的で親しみやすく愛らしいキャラクターで、
「ちんぷく まんぷく・・・めっきら もっきら どおんどん」
という歌もテンポが良く耳に残る楽しい歌です。
主人公と一体化して、不思議の世界を満喫して、楽しみ、冒険できる絵本。
お母さんが、現実世界に戻ってくるカギになっているところも、
実際も、怖い夢を見たら目を開けてママの顔をみたら安心しますものね。
安心できるママがいるから、
子どもは思いっきり冒険し探検し成長できるのだと思います。
絵本の中に入りこんで、思いっきり一緒に遊べる絵本。
安心して楽しめる冒険作品です。
この絵本で身につくチカラ
絶対に現実の世界では、体験できないストーリーですが、
絵本の中に入り込んで、冒険を楽しむ力、
目に見えない世界を楽しむ力、想像力が身に付きます。
この絵本の、ワンポイントアドバイス
リズム感が良く、言葉の響きが楽しめる一冊ですので、
お母さんも言葉を楽しみながら、よんでみるのがおすすめです。
子どものごっこ遊びの王道の風呂敷マントやビー玉の宝物、
長ーい縄跳びにお持ちのなる木。
お子さんの「好き!」を刺激するものがたくさん出てきます。
うちの子は、読んだ後に、興味なさそうでしたが、
風呂敷を首に巻きつけたり、ビー玉を集めたりしていたので、
印象に残ったのだなーと思います。
お子さんも、そんな姿が見られるかもしれません。
それは、お子さんが絵本の世界を再現し味わっている時間です。
どうぞ、そーっとその様子を見守ってあげてくださいね。
お子さんの能力を育む、
絵本を読むときのちょっとしたテクニックも、
「育脳読み聞かせ講座」でお伝えしています。
同じ読み聞かせをするのでも、なぜなのか、
何に良いのか理解して取り組むのと知らないで取り組むのでは効果が全く違ってきます!