【絵本の紹介】ものごとの本質を見極めるチカラを育てる絵本
お子さまには、生き物を大切に思う心を持ってほしい
いじめや 動物虐待など、命を粗末に扱ってほしくない
そう思うことはありませんか。
悲しいことに、最近の日本はいじめや自殺のニュースを多く耳にします。
命を大切に思ってほしい、そして生きることは大変なこともあるけれど、
楽しいことも沢山あるのだと知ってほしい…
私は我が子には、そうあってほしいと願っています。
そこで 今日は、生き物を大切に思う気持ちを育み、
ものごとの本質を見極める力を養う絵本の紹介です。
ころちゃんはだんごむし
ころちゃんはだんごむし(かわいいむしのえほん)
高家博成・仲川道子さく / 童心社
ダンゴムシって、誰もが一度は目にしたことがあるのでは。
公園や 道ばたの植え込み、おうちの庭など どこにでもいる虫ですよね。
触れると、ころんと丸まる姿に お子さんも驚いたり喜んだり^^
この本で身に着くチカラ
この絵本を初めて読んだとき、じつは少しあなどっていたんですよね。
かわいいイラストなので内容もかわいいものなのかと…
ところがどっこい!
ダンゴムシの生態がリアルに描かれていて、脱皮して成長するさまや
天敵に食べられそうになって逃げる危険なシーンも。
そのようなリアルな虫の世界を絵本で体験することで、
子どもながらに生きていく厳しい世界を知ることもできるんです。
身近な虫なので、本物に興味をもちやすいメリットもありますね!
この絵本の、ワンポイントアドバイス
虫が好きなお子さまも、そうでないお子さまも楽しめる絵本です。
絵本を読んだあとで、実際のダンゴムシを一緒に探してみては いかがでしょう。
じつは私、虫が苦手で…><
でもこの絵本がきっかけで
ダンゴムシやアリなら子どもと一緒に見たり捕まえたりできるようになりました^^
昆虫嫌いの子どもにも、かわいいイラストで親しみやすいです。
虫好きの子どもには、このあと図鑑などで 本物を見る機会をつくっていくのもいいですね♪
生き物を大切に思う気持ちが育まれ、絵と実物を体験することで感受性も育ちます。
また、生き物の厳しい世界を知ることで、ものごとの本質に触れることもできるんです。
虫のお話は、パパ読み聞かせてもらうのも良いかもしれませんね♪
心に響く読み聞かせポイント
1.膝に乗せるなどして、なるべく親と同じ目線で
2.絵本の表表紙から、絵が手で隠れないようにめくる
3.ゆったりとした口調で読んであげる
4.最後の裏表紙まで見せてあげる(裏表紙までストーリーになっているものもある)